スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生かされているだけという感覚

最近、Natureという器を使って回している車輪が大きくなっていると感じている。数ヶ月前までは、1人で、色んな人に話をして、チームメンバーがついては離れというのを繰り返し、全力で漕いでも前に進んでいるのか定かではないという感覚だった。それが、今は確実に前進している、少しずつ加速してきているという手応えを感じている。全く同じ僕自身が同じように日々を過ごしているのに。

<10年ぶりの母校にて>
母校にて


僕自身が、必然という引力に引っ張られて、周りの人に助けられ、生かされていると感じるのだ。それは、車輪が大きくなればなるほどその感覚も大きくなっている。結局、僕自身で出来ることは相当限りがある。 全体を俯瞰し、理想と現実の狭間で踠きながら、次の一手を考える。それが自分の存在意義であり、周りの人の助け無しでは、何も出来ない。

前にもの凄く成功した経営者でありつつも、誰よりも謙虚な人格者の方の話を聞いて、正直ピンと来ていなかった。漸く、どうしてその人がそこまで謙虚であれたのか、何となく理解出来た気がする。これから読もうとしている僕が世界でいちばん尊敬しているイーロンマスクの伝記からも読み取れると聞いたが、イーロンマスク自身、今の彼の姿が最初からあったわけではなく、事業を走らせて成功して行くうちに今のイーロンマスクが形成されたらしい。


僕もまだまだこれからだけど、少しずつ自分の中で何かが変わり始め、新しい世界に入っているという感覚。謙虚な気持ちだけは絶対に忘れず、掲げたミッションは貫き通し、悔いの残らないように出来ることは全て遣り尽くしたい。
スポンサーサイト

日米起業環境比較

僕は、昨年末に米国で起業し(年末に創業したが故に税務申告書類まで作るはめに・・・・。何て愚かな・・・)、今年に入って日本でも会社を設立した。それもあって、日本と米国での起業環境の違いがよく見えることもある。その中で、今日紹介したいのは、創業手続きと口座開設における日米両国の違いだ。

アメリカは、創業手続きに掛かる費用は、5万円〜10万円でかつインターネットで簡単に出来る(当然、必要書類の署名等は必要)。期間で言えば、2〜3週間程度だろう(本格的に弁護士を雇ってやればもっと短縮出来る可能性はあり)。一方で、日本は創業登記に30万円近く必要で、常にオリジナルの書類を紙でやりとりする必要があるので3〜4週間程度は必要だ。その為、アメリカよりもお金も労力もかかる。この違いにより日本では、無駄な時間と労力が必要なだけで全く新しい価値は生んでいない。むしろ起業に対するハードルが無駄に高くなって、社会にとっては弊害だ。

日米


そして、創業手続き以上に驚いたのが、口座開設。アメリカの会社の登記が完了した後、僕はアメリカの大手銀行に口座解説の手続きに行った。僅か、30分程度ですぐに手続きは済み、その場でテンポラリーのデビッドカードまで発行された。では、日本はどうか?実は、今朝、京都のとある銀行に口座開設に行ってきた。結果はというと、とある大手の銀行から会社の代表者が国内にいないので口座開設は出来ないと拒否!普通は、申請書類を預かって審査の結果、口座開設の可否を決めるという手続きになるが、その審査すらしてもらえないという。僕は、融資を受けるつもりで行った訳ではないし、単純に資金のやりとりに銀行口座が不可欠と思って行っただけだったのに。これには流石に唖然とした。幸いにも審査手続きにかけてくれる銀行も見つかったので現在口座開設手続き中だ。

日本社会、変えないといけないことは幸か不幸か山ほどあると思った今日この頃。

MIT Energy Venture

書類選考と2回のインタビューを経て、無事にMIT Energy Ventureの選考に勝ち残った。ハーバードMBAからは毎年2名程度で約10倍の倍率と言われているのでどうなるものかと思っていたが、このクラスに入ることが出来て本当に良かった。恐らく、明確なビジネスアイデアを持っていたことで他の応募者と差別化出来たのだと思う(この授業に応募する人間のほとんどがエンジニアかつエネルギーのバックグランドを持っているのでそれだけでは差別化が出来ない)。

2回のインタビューはどちらも極めて感触が良く、特に最後の教授とのインタビューは15分のところをわずか5分で終わり、”現段階では保証出来ないが、君は極めて有力な候補者として評価されるはずだ”というメッセージをもらっていたので、恐らく大丈夫だとは思っていたが、いかんせん競争率が高いので最後の最後まで安心出来なかった。

この授業は、MITのBill Auletという起業教育やエネルギー分野で有名な教授が手がけるもので、この授業から出てきたスタートアップは MIT Clean Energy Prizeで賞をとったり、実際にベンチャーとして成功したりしている。僕は、この授業は入学前から目をつけていて、どうしても入りたいと思っていた。

MIT Energy Venture


この授業には全部で35人の学生しか入ることが出来ず、ビジネス系が4割、エンジニアが4割、政策系が2割の割合。この中から7チームを組成して、実際にビジネスを作っていくことになる。僕は、もともとアイデアを持ち込んでいるので、授業の最初の方でアイデアピッチをして、チームメートを募るところからスタートすることになる。その頃には、プロトタイプは出来ているので、ピッチの際はそれをしっかりと披露したい。

正式にMITの門を潜り、また新たな仲間と出会うのが楽しみだ。

日本のイノベーションセンターとしての関西のポテンシャル

漸く、先日の助成金の応募がひと段落したので久しぶりに投稿したい。実は、先月、Nature, Inc.の日本法人が京都に誕生した。その名も、Nature Japan株式会社。どうして京都なのか?

東京への人口集中問題
僕は、就職して初めて東京に住んだのだが、6年間の生活を経て感じたのが、とにかく東京には人が多すぎて人との物理的距離感がおかしくなっていて、それが理由で不快な思いをすることが日常茶飯事となっていること。最悪なのは、満員電車で明らかにスペースがないところにでも、人を押しのけて入る。これが東京では普通なことに最初は驚いたし、6年経ってもこれには慣れなかった。僕は、田舎の島で幼少期を過ごしているから特にそう感じたのかもしれない。

でも、この根本的な問題は、結局企業が東京に集中し過ぎていることにある。企業が集中しているので、そこに人が住むし、それを支える行政組織も必要になってくる。資本主義や市場原理に委ねて都市設計を計画的にしてこなかった結果が今の東京の実態なのではないか。そんな問題意識を僕は常に感じていたので、自分の会社は東京以外の都市に作ると決めていた。

グローバル企業の日本拠点
僕は、Natureという会社はまだ何者でもない会社であるが、この会社をグローバル企業にするという事にはとことんこだわりたいと思っているし、そのために必要なことはすべてやりたいと思っている。Natureがグローバル企業になるという前提で考えると、日本拠点はやはり外国人が来て日本の良さを知ってもらうのに最高の場所というのも1つの場所の選び方だと思う。その結果、日本の古都である京都を選んだ。これをきっかけに少しでも地域の活性化の一助となればと思う。

日本のイノベーションセンターとしての関西のポテンシャル
僕は、最近感じているのだが、関西には日本のイノベーションセンターになるポテンシャルがあると思う。これは、あくまで僕の仮説なのだが、関西にはとんでもないものを許容する文化があるように思う。例えば、関西人は、おもしろいからえーやないか?!という軽いノリで突拍子もないことを受け入れてしまう、そういう寛大さを大切にしているところがある。関西という地域が、日本で活躍するお笑い芸人を量産しているのもそういう価値観がお笑い芸人を育てやすいのかもしれない。

僕は、関西で活動するのはこれからなのでまだまだ他にもたくさんあると思うが、関西には日本のイノベーションセンターになるポテンシャルがあると感じた具体的な事例を紹介したい。

まずは、結局住民投票でおしくも成立しなかったが、大阪都構想。僕は、あまり事の経緯を細かく追ってはいなかったが、これまでこれだけ長期間において大阪市として存在してきたものをここに来て大阪を都にして統治機構改革を起こすというのは相当斬新な発想だと遠くから話を聞いていた。僅かの投票差で可決はされなかったが、これをきっかけとした更なる改革に期待したい。

大阪都構想


次に、大阪大学の飛び級制度。ボストンであった大阪大学出身の知人から聞いた話だが、大阪大学では大学院の3年生に大学院試験を受験させて、大学4年生を経ずして修士課程に編入される仕組みを導入しているらしい。この仕組みで飛び級する学生が相当数(確か、1/4程度だったとうっすら記憶)いるというのが驚きだ。ただ、大学4年生を経ていないので修士課程を終わらせなければ高卒になってしまうらしいが・・・。

Nature Japanでも、次なる関西初のイノベーションをドライブして行きたい。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。