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Nature始動、そして早くも壁に打ち当たる

今週末、HarvardのInnovation Lab主催のiScrambleという起業家育成イベントに参加してきた。

このイベントは、まず参加者が夫々アイデアを出し合い、それに基づいてチームを組成し、実際にプロトタイプを作っていくというもの。プロトタイプと言っても、ものによっては当然数日で作れる訳ではないので、ビジネスのイメージを理解してもらうために色々工夫して、形にすることが必要。

僕は、従前からあたためていたSmartAdapterというWifi付コンセントアダプター(各コンセントのOn/Offの切り替えが可能)で電力の消費データをサーバーに送り、それをユーザーアカウントと連動させて、電力消費の削減の提案をするというサービスで仲間を募った。結果として、同じくEnergy Efficiencyに興味を持っていて、Shellに8年努めていたHBSのアメリカ人とHarvardのDesign Schoolに通うトルコ人の建築家とチームを組成(最終日を前に、アメリカ人のチームメートは途中でドロップアウト)。チーム名はNatureということでコンセンサスが取れ、正式にNatureが始動した。

僕らのチームは、ハードウェア(SmartAdapter)とソフトウェア(バックエンドサーバー)の両方の実装が必要で流石に数日でプロトタイプを作るのは無理と見切って、ビジネスモデルに絞って協議。結果として、ざっくり以下のビジネスプランに行き着いた。

①まずは、大企業・政府系組織・学校等の組織に絞って、SmartAdapterを売る(イメージとして粗利を含めてUS$100程度)
②データベースが十分構築されたところで、一般ユーザー向けにサービス提供を開始(SmartAdapterは可能な限り安価に供給、出来れば無料配布)
③一般ユーザー向けの収益モデルは、Amazon等のオンラインリテーラーからの宣伝費

このイベントの最大のメリットは実際にVenture Capital・Angel InvestorからFeedbackが得られるということ。僕たちのビジネスモデルについてもらった主なコメントは以下の通りで、端的に言うと今の提案ではイマイチ刺さらないということ。

①この手の事業を既にやっている会社がいること(マーケットリサーチを十分出来ていなかったので当然と言えば当然の結果だが・・・)
②我々はユーザーの純粋な経済効果によるアパタイトを過大評価しているということ(ボストンでは電気代が13 US Cent/kwh程度なのでUS$100とすると770kwhの消費削減が必要。TVのスタンバイ時に電力のみで回収しようとするとPayback期間は17年。仮に、8つのコンセント全てにTVが接続されているとしても約2年)

アイデアとしては、結構評判は良かったのだが、現実的にサービスを提供するとなると、より明確なターゲットユーザーのイメージ(明確なUse Caseの特定)とValue Propositionが必要であることを痛感。競争の激しいこっちのEnergy Efficiencyの世界で、アイデア勝負をするのは中々厳しいことを実感したが、何とかアイデアをブラッシュアップして前に進めたい。幸いにもトルコ人のチームメートは、まだ興味を持ってくれているので、来週のMITのイベントにて一緒にエンジニアをスカウトすべくかり出す予定!


Hi

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