スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

空港ホームレス - 些細なことからの教訓③

カイロでは、スーツケースについての進展はなく、友人とプラミッドツアーとエジプト料理を楽しんだあと、カサブランカにとんだ。カサブランカの空港でも、Strage Roomに入って、2-3時間自分でスーツケースを探したのだが、収穫と言えば、管理人に相当いやがられたくらいで全く実りが無かった。

唯一救いだったのは、カサブランカに飛んだエジプト航空のカウンターの女性が大変親切で、エジプト航空にはスーツケースをチェックインしていないいもかかわらずLost Baggageの処理を快諾してくれたこと(航空法上、最後の飛んだ航空会社のみがLost BaggageのClaimが出来ることになっている。僕の場合は、最後に飛んだエジプト航空ではチェックインしていないので、Lost BaggageのClaimを受け付けてもらえない可能性が高いと言われていた)。その彼女のClaimが命綱となり、約1週間後マラケッシュというモロッコの観光地で年末パーティーをやっている時に、スーツケースが見つかったという連絡がエジプト航空からあった。砂漠旅行を経由してカサブランカについたのは、2015年1月3日の深夜。スーツケースは、その翌日カサブランカの空港で無事に見つかった。アメリカに帰国の際に、彼女には美容に良い砂漠で作られているオイルを届けた(そのときカウンターにいなかったので手紙と一緒においてきたのだが、きちんと受けとってもらえているかは不明。ちゃんと届いていると良いのだが・・・)。

結局、このスーツケース探しのために、現金で10万円近く、僕の労働対価としては1週間のフルタイムに等しいほどの費用と労力を費やしたのみならず、常に旅行中でもスーツケースのことが気になっているというおまけ付きだった。Nature, Inc.の設立直後の絶妙なタイミングにおこった災難だった。この災難からの僕のTake Awayは2つ。

1つ目は、完璧を追求することはとんでもない費用を伴う可能性があるということ。どうしても大事だと思っているものに対しては、思い入れもあり、費用対効果を客観的に判断することが難しくなる。気に入っていたポールスミスの黒のジャケットを取りに行く事で飛行機の出発時間ギリギリの到着になることは想像に難しくなかったはずだし、冷静に考えればRiskyな判断だが、感情が絡むと的確な判断をすることが難しくなる。80%でも上手く行っていればそれで納得して先に進む勇気が特にスタートアップでは重要だと思う。

2つ目は、直感で感じた人の印象といのは結構正しいということ。色々な人に話をして、航空業界の荷物のルールについては詳しくなってしまったわけだが、僕が感覚的に信用出来そうと感じた人達は全て正しいことを言っていた。その人達の言葉を最後まで何よりも信じていれば別の解決方法もあったかもしれない。スタートアップをする上で人を見る力は最重要。自分の直感を大切にして行きたい。

スタートアップに本腰を入れる前に、こういう大事なことを肝に銘じて痛感出来たことは、実はかけがえのないことだと思っている(何と前向き思考と思われるかもしれないが、正にそれが僕の性分だと思う)。ここで得た教訓を忘れずに、Natureの発展のために全力で頑張りたい。

<約3週間ぶりに発見したスーツケース>

スーツケース

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。