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MBAを目指す方へ

今年始め、ハーバードビジネススクールのニティン・ノーリア学長がWSJへのインタビューで、ハーバードMBAにおける日本人学生が少ないことに対する懸念を公言したことが話題になっていた。結果として、今年は昨年を遥かに超える受験者に合格通知が届いたようだ。MBAを目指す方には、是非ハーバードMBAにも挑戦して頂きたい。ハーバードMBAは、人数が多いのが玉に瑕だが、教育の質は極めて高い素晴らしい学校だと思う。特に、驚いているのは、教授陣の質とコミットメントの高さ。ハーバードでは、教授が授業の準備のために学生の3倍以上の時間を使っているらしい。更に、教授の評価に学生からのフィードバックも加味される為、教授も学生からの反応をないがしろに出来ない仕組みがある。

<WSJ記事抜粋>
アジアは各国から学生が来ており、アジア出身の学生は爆発的な勢いで増えている。われわれが1つ心配しているのはMBAコースの新入生900人のうち、かつては30~40人の日本人学生がいたが、今では4~5人に減ってしまっていることだ。アジアで学生が減っているのは日本だけだ。日本人は1980年代には積極的に世界経済に関わっていたが、今では他国に関心を持たなくなってしまった。日本は世界第3位の経済大国であり、日本に働きかける方法を探ることはわれわれにとって重要だ。
<ここまで>

僕は、MBA受験でかなり苦戦した。僕は、米国の8校に出願し、最終的に合格通知を受け取ったのはハーバードのみだった。

そんな僕の受験での教訓は、「兎に角、準備が大事」ということ。

僕は、MBAの志望動機もエッセイの骨子も受験の準備をする前から大体決まっていたし、最終的に合格通知をもらった願書でも大きな変更はなかった。ただ、決定的に違うのは準備に相当の時間と労力を使ったことで、メッセージがより明確で強く伝わるようになったということだと思う。正直、最初はMBA受験をなめていた。GMATやTOEFLのスコアさせ出せばトップスクールに合格すると思っていた。実際に、僕のいた総合商社の先輩でGMAT700やTOEFL105というボーダーラインをクリアした方は、ほとんどトップスクールに合格していた。ただ、その多くは会社からの社費派遣だった(最近の受験生を見ても、総合商社の私費留学は結構厳しい戦いを強いられているようだ)。

2013年の9月頭にGMATのスコアが漸く出て、それから1ヶ月程度で3校に受験した。カウンセラーにも見てもらったが、時間もないのでお互いかなりやっつけ仕事的な面があったのは事実だと思う。ここでこの3校から面接も呼ばれない結果になったのが、僕のやる気に火をつけた。

そこから特に僕が意識的にやったのは、エッセイについてフィードバックを沢山もらうということ。僕は、総合商社の稟議システムという社内許可システムを見ていて、フィードバックの力を信じていた。僕は、インフラの事業投資を担当していたので、チーム内ではかなりの若手で、大事なことは上下関係を問わず積極的に発信していたが、必ずしも最初の段階で全てそれが通るというわけではなかった。だが、この稟議システムにおいて、他の関係部署にドラフトを共有し、推敲する段階で、本当に重要なことは議題にあがり、会社としての意思決定が出来上がるというプロセスを目の当たりにし、フィードバックの凄さを実感した。その経験があったので、僕は、色々な人に見てもらうことで自分では見えていないところに焦点があたり、それらを踏まえて修正を繰り返すことでメッセージが洗練させていくはずと、周囲の会社の先輩や同僚に色々な角度でフィードバックをもらった。その上で、受験校の卒業生にも出来る限り会って、アドバイスを仰いだ。

そして、最後は自分で何度も推敲するということ。最終的に何度修正したのかは覚えてないが、50回くらいは書き直したと思う。何度も何度も読み直していると自分でも結構色んなことが見えてくる。表現の繋がりがイマイチだったり、文法が少し間違っていたりというのは勿論だが、エッセイの内容が自然と頭に入り、考えていないときに突然閃いたりする。考え込んでも見えない大きな視点は、大体こういう形で見えてくる事が多い。お風呂に入っているときとか、道ばたのふとした光景とか、些細なものが切っ掛けとなって新しい何かが見える。ただ、これはあくまで四六時中何かを考えている場合に起きる現象(先日の会食で、三木谷さんは、これをスローブレインと呼んでいた)。このスローブレインの力は、結構凄い。

そして、2014年の1月に4校に出願(もう1校は、前年の12月頃に出願)。面接に呼ばれるまでに、想定問答を200くらい準備して反復。2月の面接に呼ばれてからは、Mock Interviewを散々繰り返した。20~30回は練習したと思う。結果、晴れて3月末にハーバードから合格通知を受け取った。

MBA志望の方は、兎に角、1に準備、2に準備、3に準備だと思って(逆に言うと確りと準備をすれば道が開けるという事)、徹底的に準備をした上で、ハーバードMBAにも挑戦して欲しい。

hbs

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