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日本の美容業界の可能性

日本に帰国してから約3週間が経とうとしている。久しぶりの日本で(前回の帰国は、奨学金の授賞式がメインの弾丸帰国だったので)、何かビジネスのネタがないかと新鮮な目で色々と意識的にみるようにしてきた。その中で、大きなポレンシャルがあると感じているのが、日本の美容業だ。美容業と言っても広いが、より具体的には散髪・整髪に大きな可能性を感じている。

なぜか?

まずは、供給側の状況から。日本の美容室のサービスクオリティは海外と比較しても抜群に高い。特に、東京の表参道にある名前の通った美容室は、世界でも最高水準では無かろうか。海外に住んだことがある方なら良くお分かりだと思うが、海外で日本の美容室と同じクオリティの美容室を探すのは至難の技だ(勿論、海外で活躍されている日本の美容師の方もいるのは事実)。僕は、東京ではBeatriumという美容室でお世話になっていたが、髪型を立体と捉え、はさみを入れる角度・深みを見極め、スキバサミで立体を微調整し、パーマによりアクセントを付ける。細かいところまで拘る日本人の特性を凝縮したような技術が確立している。実際に、ヘアカットの世界選手権では日本の美容師が大活躍をしていると聞いたこともある。一方で、日本のヘアサロンが海外に進出している事例はそんなに無いように思う。昨日伺った表参道の美容師さんも、表参道の有名店が海外に進出しているという話はあまり聞いたことがないと言っていた。

そういう日本人の高い散髪・整髪技術は、実は日本人以外の間でも認識され始めている。僕が、スウェーデンにいた頃でもファッションに拘りのある中国人の女友達からは日本人の美容師を紹介して欲しいと良く頼まれていたし、ボストンでは中国人のみならずインド人のクラスメートからも同じ依頼を受けた。需要側が海外在住の日本人のみであれば市場規模も限定されるが、中国人やひいてはインド人までを引きつけることが出来れば相当な市場を狙う事ができる。

では、なぜ、日本の高い美容技術が海外に出ていないのか?

恐らく、言語の壁ということなのではないか。確かに、英語を自由に操る美容師さんは少ないかもしれない。だが、お客さんと美容師さんの間で究極的に必要なやり取りは髪型のイメージを伝えることくらいだ。これは、言葉が達者でコミュニケーションが出来たとしても極めて難しい会話だ。僕は、良く自分のやりたい髪型に近いイメージ写真を見せている。これが、いちばん効率的であり、確かな方法だと思う。もし、仮にこのやり方で髪型のイメージを共有出来れば、言語の壁は超えられると思う。当然、海外で暮らす事になれば美容師さんも英語を勉強されるだろうし、必要に迫られれば日常会話程度はすぐに習得できるのではないか。

何が課題になりうるか?

海外に出る事に興味のある日本人の美容師さんがどの程度いるのか僕には分からない。日本のファッションは、海外のファッションの影響を強く受けているので、恐らく、意識の高い美容師さんであればあるほど海外に出ることには興味があるように思う。それなりに数は集まるのではないか。あとは、ビザや規制の問題が残る可能性はあるが、そこは恐らく解決策はあるだろう。

残念ながら、美容業界の海外進出支援というのは、僕の目指すところではないが、美容と起業に興味のあるバイタリティに満ちた日本人女性にこのあたりは是非開拓して頂きたい。そんなことをつらつらと考えつつ、僕も、久しぶりに髪型に少しアクセントを!

日本の美容室


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