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言葉に見え隠れする感性という能力

分かるようで分からない、何となく得体の知れない能力に感性というものがある。これは簡単に計れるものではなく、比較することすら難しい。ただ、僕はこの感性という能力は何をやる上でも極めて重要だと思っている。

僕は、中学生の頃、作詞にはまっていたことがある(残念ながら、僕には音楽的 才能が無く、作曲は出来なかったので、作詞のみ)。その頃は、四六時中そんな作詞のことばっかり考えていたので、毎日提出することが義務づけられていた連絡ノート(確か、その日に起こったことや反省等を書いて毎日担任教師に提出するもの)には、流行っていた歌謡曲のお気に入りのフレーズを書いてやり過ごしていた。僕が通っていた公立中学校の担任教師は、そんな僕の意味不明な連絡ノートにかなり真摯なコメントを付けて返してくれていたことを 覚えている。

僕がこれまで聞いた歌謡曲の中でいちばんの気に入っている歌詞は、Yen Town Bandの「Swallowtail Butterfly」だ。この曲は、Swallowtailという映画の主題歌であり、その映画で登場するBandの曲でもあった。作詞は、Swallowtailの監督を勤めていた岩井俊二、ボーカルのChara、作曲・編曲を手掛ける小林武史の共作によるものだった。ちょっと普通の歌謡曲の歌詞と異質さを感じるのは、流石映画監督という感じの世界観がそこにあるからかもしれない。凄くシンプルの言葉で直感的なイメージを伝わってくる。僕のいちばん好きなのは、「止まった手のひら ふるえてるの 躊躇して」という冒頭のフレーズ。この情景描写によって、心情が脳裏に彷彿させられる。

Swallowtail Butterfly

もう少し最近のものでは、宇多田ヒカルの「Flavor of Life」。宇多田ヒカルは、「花より男子」という少女マンガを読んで、主人公の心情を「ありがとうと 言われると なんだか切ない」と表現している。 あの少女マンガを読んでそんな表現が出来る宇多田ヒカルの感性は凄い。

結局、現代人の僕らは言葉を使って自己表現をしているので、その人の感性も、その人の使う言葉から読み取ることになる。僕は、 人を引きつけるリーダーはこの感性が豊であり、それが故に彼らの言葉には力があると思う。

実は、これはMBAのエッセイでも極めて重要なところであり、一朝一夕でどうにかなるものでは到底ない。力のあるエッセイというのは、著者の豊かな感性を感じさせるものであり、他の誰でもないその人固有の世界観が伝わってくるものだ。僕も、最近はエッセイを読ませてもらうことが増えているが、この感性の差は結構大きいと思う。

僕も、この感性を確りと磨いて行きたい。
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